「チームで使おう!Googleスプレッドシート」に登壇しました
昨年のことになりますが、前記事でご紹介した「主婦ママサイトプロジェクト」で、チームメンバー向けのイベントに登壇しました。
複数人でサイト制作をするときに、デザインやコーディングだけではなく、諸々の管理業務や事務作業も必要になってきます。
ここで問題になるのが、WindowsやMacの違いを始め、使用しているアプリの違いからくるトラブルです。
それを解決するための1つの手段として、GoogleドライブやGoogleスプレッドシートを使いましょうという、1時間ほどのハンズオンイベントです。
開催の目的
・プロジェクト内でディレクトリーマップやQAシートなどを使用するにあたり、メンバーにGoogleドライブやGoogleスプレッドシートを事前に理解してもらうこと
・実際それらに触れて、シートを使うイメージを掴んでもらうこと
下図は、私が作成したQAシートです。
見出しの下は最初は白いセルですが、そこに問題点などを起票します。
起票を受けて修正担当者が対応を始めると、進捗状況をプルダウンメニューから「対応中」にします。そうすると、行が黄色に変わります。
問題が解決し「完了」に切り替えると、行がグレーに変わります。
視覚的に未解決項目がどれくらい残っているか分かるようになっています。
その他、ページ名・セクション名・担当者名・優先順位など、繰り返し同じ入力が予想されるところはすべてプルダウンから選べる仕組みになっています。
設定
対象
・Googleドライブを初めて使う方
・Googleスプレッドシートを初めて使う方
・Googleスプレッドシートを使っているが、NumbersやExcelとの違いが分からない方
・Googleスプレッドシートをなんとなく使っていて、基本的な知識の穴埋めがしたい方
ゴール
初めての方
・画面の構成と、基本的な操作を理解する
経験者
・基本操作に関する知識の穴埋め
・ショートカットキーを身に付ける
内容
こちらは、当日のスライドの一部抜粋です。
普段使っている方には、そんなことと思う内容かもしれませんが、さまざまな前職をもつ受講生さんの中には、こういったツールが初めての方もいます。
そういうことも配慮して、プロジェクトは進められていました。
手厚いサポートですね。
イベントを終えて
実際にGoogleドライブやGoogleスプレッドシートを使うのが初めてという方もいました。
初めて使うツールは勝手がわからず、ましてや共同作業になると、データを壊してしまうのではないかという緊張もあります。
このイベントで、その不安を少しでも事前に解消できたならよかったと思います。
オンラインイベントは参加する側ばかりで、登壇して説明するというのは初めての経験でした。
PCインストラクター時代は、生徒さんのすぐ横で、目線・手元・表情などを観察しながら理解度を察していましたが、オンラインではそうはいかない難しさがありました。
このプロジェクトでは、普段の活動ではできないよい経験ができました。